
投資信託やETFを買うだけのインデックス投資で利回りを上げる方法ってあるの?
こんなお悩みを解決します。
- インデックス投資で利回りを上げる方法3選
- 運用方法3選の比較とオススメの証券口座
この記事では、インデックス投資で利回りを上げる運用方法3選を比較しています。
インデックス投資は万人にとっての投資の最適解と言われているので、実際に運用しながらも、さらに効率的に運用したいと考える人も多いのではないでしょうか。
この記事を読めば、インデックス投資で利回りを上げる方法がわかるので、自分に合った方法で効率的に資産運用することができます。

単に投資信託やETFを買うだけだと、もったいない。
インデックス投資で利回りを上げる方法3選の比較

まずは、結論です。
リスク | リターン | 難易度 | 備考 | |
NISA | 低 | 中 | 低 | 年間上限額有 |
CFD | 高 | 高 | 高 | |
代用有価証券 | 高 | 高 | 超高 |
それぞれ解説していきます。
ちなみに私は以下のような運用方針を立てて運用しています。
- 基本的にNISAで上限額まで投資
- 資金に余裕があれば、CFDで投資
私はFXトラリピでリスク運用をしているため、インデックス投資では低リスクを心がけNISAで積立投資をしています。
もし、トラリピをやっていなければ、全力でCFD積立していると思います。
それぞれの運用方法を解説していきます。
NISAの非課税枠を利用

- 利益に税金(約20%)がかからない
- 毎年の上限額が決まっている
- 1人につき1口座までしか持てない
- 年利5%程度しか稼げない
NISA口座は利益に税金がかからないので、証券口座を開設する場合にはNISA口座として開設した方がいいです。
ただし、NISA口座は1人につき1口座までと決まっているので、以下3種類のNISA口座の種類から選ぶ必要があります。
一般NISA | 積み立てNISA | ジュニアNISA | |
---|---|---|---|
対象年齢 | 20歳~ | 20歳~ | 0歳~19歳 |
購入上限額 | 120万円/年 | 40万円/年 | 80万円/年 |
非課税期間 | 最長5年 | 最長20年 | 最長5年 |
一般NISAと積立NISAはどっちがいいの?
年120万円の上限額を使いきれるなら『一般NISA』を選んだ方がいいと思います。
なぜなら、投資は早く大きなお金を作って、そのお金を長期で複利運用することが重要だからです。
また、今後、NISA制度が変更(改善も改悪も)可能性もあるので、今の制度を使い倒しておいた方がいいと思います。
私の運用
NISA口座 | 投資銘柄 | 評価額 | 評価損益 | 利回り |
---|---|---|---|---|
一般NISA(夫) | eMAXIS Slim米国株式 (S&P500) | 934,555円 | +84,555円 | +9.94% |
積立てNISA(妻) | eMAXIS Slim全世界株式 (オール・カントリー) | 401,838円 | +1,838円 | +0.46% |
ジュニアNISA(子) | eMAXIS Slim全世界株式 (オール・カントリー) | 386,587円 | -13,413円 | -3.35% |
運用銘柄
運用銘柄は以下の2銘柄がオススメです。
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
投資銘柄を選ぶ際に気を付けることは手数料の安さです。
『eMAXIS Slimシリーズ』は業界最低水準の運用コストを目指し続けることを宣言している通り、コストが最安値水準なので、オススメできる銘柄です。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- アメリカの優良500社へ投資できる銘柄
- 中期的に利回りを大きくしたい人にオススメ
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
- 全世界49か国へ投資できる銘柄
- 超長期で安全に運用したい人にオススメ
証券口座
インデックス投資をするための証券口座は、各証券会社によってさまざまなサービスがあるので、お得な証券会社を選んだほうがいいです。
現状のオススメ証券会社はSBI証券です。※2021年までは楽天証券もオススメできましたが、改悪によりメリットが少なくなってしまいました。
- SBI銀行のATM利用手数料/他行宛振込手数料無料回数を月7回まで簡単に達成可能
- 投資信託を保有するとポイントがもらえる
- 年会費無料のSMBCクレジットカードで投資信託積立してもポイントが0.5%もつく(ゴールドカードなら+0.5%)
- 楽天経済圏のように幅広く便利な経済圏はない

これから口座開設するなら投信保有ポイントのあるSBI証券は一番オススメです。
CFDでレバレッジをかけて運用

- レバレッジをかけるため大きな利益を得ることができる
- FXと合算して損益を計算できる
- レバレッジをかけるためリスクが大きい
- 利益に税金(約20%)がかかる
CFDはレバレッジをかけてインデックス運用ができるため、大きく稼ぐこともできますが、逆に損も大きくなるリスクもあります。
リスクが大きいので自信のあるときに仕掛けるのが重要で、暴落局面など安値のときにCFDでインデックス株を買い持ちしておくと、大きく稼ぐことができます。
- トライオートETF:短期的に小さくコツコツ稼ぐ
- GMOクリック証券:長期的なインデックス積立向き
長期でインデックス積立するなら、オーバーナイト金利の発生しないGMOクリック証券だとお得に運用することができます。

暴落したタイミングで買い持ちすれば、将来的に大きく稼げます!
代用有価証券でインデックス資産を担保に資産運用

- 保有株を担保に信用取引ができるため、資金効率が高い
- 保有株と信用取引のそれぞれでリスクを取るため、リスクがかなり大きい
代用有価証券は保有株を担保に株やFXなど信用取引できるサービスです。
使い方しだいで資金効率は高くなりますが、保有株と信用取引分のそれぞれでリスクを取ることになるため、資金管理も難しく、リスクもかなり大きいです。
個人的に使いこなす自信がないので、代用は使わずに、株やFXはそれぞれの独立して管理するようにしています。

代用は使いこなせれば資金効率は高いですが、使いこなすのはムズカシイです。。
まとめ:インデックス投資は運用効率を上げて資産運用しよう

インデックス投資の利回りを上げる運用方法3選について紹介しました。
インデックス投資は資産拡大する堅実な方法なので、投資初心者から上級者まで誰もが取り入れるべき投資だと思います。
特にNISAは大きなリスクもなく節税できる制度なので、使わない手はないです。
また、自信のあるときにCFDでリスクを取った運用をしてもいいと思います。
セミリタイア方法として、「生活費の25倍の資産をインデックス投資で運用して、4%ルールで資産を切り崩していく」方法が確立されているので、インデックス投資だけでも十分セミリタイアは可能です。

インデックス積立で堅実に資産拡大してFIRE目指します。